AYU FISHING

IMG_7205.jpg

| HOME | 鮎釣り |

更新日 2008-06-15 | 作成日 2007-09-14

鮎釣り

清流とそこに澄む香りある年魚、鮎。
夏が来ると胸が高鳴り、秋になれば次の夏に思いを巡らす・・・

c0038290_1723482.jpg

「元気なやつを連れてきてね」と言いながらおとり鮎に鼻管を通す連れてきてね!

「テリトリーに入った他の鮎を攻撃する」という鮎の性質を利用し、釣り人が考え出した鮎の友釣り。6月1日の解禁日には多くの太公望が川に繰り出し、一斉に10m近い竿が並ぶ。

夏といってもまだ水温は低く、雨でも降ろうなら、薄着ではブルブルと震える始末。それでも釣り人はおとり鮎に攻撃を仕掛けてくる力強い野鮎のパワーに惹かれっぱなし。

「最近は釣れなくなった」と一様に釣り人はぼやく。元気な証拠だ(笑)


冷水病・そして鮎の澄む場所に異変?

急流の中で仕留めた大物。おとりを引きづり回して上流に上ろうとした。


c0038290_1972746.jpg
10年くらい前から急に聞かれ始めた「冷水病」という言葉。梅雨時期の雨で川の水温が下がった時に発症しやすいサケ科の病気。どういう訳かこの病気が多くの河川で鮎に被害を及ぼしている。

冷水病が発生した個体は水中でキリキリと旋回し、水流に流されながら、川底で生涯を終える。

ところで昔から「鮎は瀬に住み・・・」という言葉があるくらい本来は瀬を好むようだが、最近は瀬よりもどちらかというとトロ(水流の弱い場所)で群れている個体群に遭遇することが多い。しかし、このような群れている個体は本来のテリトリーに対する本能が薄れているのかなかなか追ってはくれない。

そこは釣り人、それ以上の技を考えつく。その1つが「スパイラル釣法」と言われる誘いの釣り。おとりにテンションをかけて回転させる方法なのである。そういった工夫をし、トーナメントで成果を上げた人たちがいわゆるプロトーナメンターなのである。もはや鮎は瀬だけを釣っていては数は出ないのであります・・・る。(^^;)

でも、やっぱり激流・急流の中の鮎釣りも迫力があって取り込んだときの感動は特別なモノがあります。どちらも同じ鮎なのです。

革新しかし・・・保守的思考も大切か

高度な道具は使いこなすだけの技術もいるのだが・・・なかなか・・・(^^;)

c0038290_20211136.jpg軽量・高反発のカーボン繊維を巻き上げた数十万円もする高価なロッド、0..05mm以下の細くて強い形状記憶メタルライン、各社から発売されている数十種にも及ぶ針など、いろいろな道具が発売されてきた。しかしながら、10年前よりも釣果が伸びている人は多くはないだろう。

確かに鮎の性質や川の状態は以前よりも悪くなった。でもぼやいていても仕方ない。だから次期シーズンはもう一度初心に戻ってゼロから出直そうと思っている。